Linux関連/NET-SNMP関連/NET-SNMP(1) からの続きです。
引き続き、/etc/snmp/snmpd.conf の設定方法を紐解きます。
続いてビューの設定を行います。
インストール直後のビューの設定は以下のようになっています。
# Make at least snmpwalk -v 1 localhost -c public system fast again. # name incl/excl subtree mask(optional) view systemview included .1.3.6.1.2.1.1 view systemview included .1.3.6.1.2.1.25.1.1
なんだか、数字の羅列があります。これの読み方をまず知らなければならないようです。
詳しい説明については、以下の参考資料を読んでいただくとして、なんだがすさまじい内容ですね。
OIDのツリー構造にそれぞれ属性(プロパティ)が割り当てられており、
SNMPエージェントは、OIDのキーに対する値を返却するという単純な構造になっているようです。
NET-SNMPが管理できる管理領域情報は、以下の管理情報だとのこと。
当然のことながら、ベンダー毎に異なる管理情報もあるため、これらの情報については、
機器の仕様書を見ながら設定するしかないようです。
systemview として定義されているのは以下の情報です。
| iso(1).org(3).dod(6).internet(1).mgmt(2).mib-2(1).system(1) |
| システム情報。監視対象機器の名前や設置場所に関する情報 |
| iso(1).org(3).dod(6).internet(1).mgmt(2).mib-2(1).host(25).hrStorageTable(3) |
| RAM/Swap/HDDに関する統計情報。ディスク消費量監視にはこのデータを利用する |
いろいろな解説サイトを見回った結果、今回は以下のようにすることにしました。
# Make at least snmpwalk -v 1 localhost -c public system fast again. # name incl/excl subtree mask(optional) #view systemview included .1.3.6.1.2.1.1 (←コメントアウト) #view systemview included .1.3.6.1.2.1.25.1.1 (←コメントアウト) view view_all included .1.3.6.1 80 view view_mib2 included .1.3.6.1.2.1 fc view view_ucdavis included .1.3.6.1.4.1.2021 fe
これらの意味は、以下のとおりになります。
| iso(1).org(3).dod(6).internet(1) |
| 全情報 |
| iso(1).org(3).dod(6).internet(1).mgmt(2).mib2(1) |
| RFC1213で定義されるmib-2サブツリーのすべて |
| iso(1).org(3).dod(6).internet(1).private(4).enterprises(1).ucdavis(2021) |
| NET-SNMPが独自に定義するサブツリーのすべて |
続いて、アクセス権限の設定を行います。
インストール直後の設定は、次の通りになります。
# group context sec.model sec.level prefix read write notif access notConfigGroup "" any noauth exact systemview none none
いろいろな解説サイトを見回った結果、今回は以下のようにすることにしました。
# group context sec.model sec.level prefix read write notif #access notConfigGroup "" any noauth exact systemview none none (←コメントアウト) access local_grp "" any noauth exact view_all none none access mynet_grp "" any noauth exact view_mib2 none none
これらの意味は、local_grp に対し、すべてのMIBの読み取りを可能にし、
myney_grp に対し、view_mib2で定義される情報の読み取りを可能にするという設定です。
上記以外に必要な設定として、
があります。
syslocationには、ホスト名やサーバーの設置場所などサーバーを識別しやすい情報などを入力します。
syscontactには、連絡先で、装置の管理者のメールアドレスを入力します。
以下のファイルを新規作成します。
/etc/sysconfig/snmpd.options
OPTIONS="-Ls 3 -Lf /dev/null -p /var/run/snmpd.pid -a"
| No | キーワード | 意味 |
| 1 | -Ls 3 | エラー以上のログを残す |
| 2 | -Lf /dev/null | ログのリダイレクト先 |
| 3 | -p /var/run/snmpd.pid | プロセスIDを指定のファイルに書き込む |
| 4 | -a | ソースアドレスを表示する |
man 8 snmpd
rootになって、以下のコマンドを投入します。
# su - root # chkconfig --list snmpd (←サービス起動登録されているかどうかの確認) # chkconfig snmpd on (←サービス起動登録されていなかったら、投入) # service snmpd status (←snmpd サービスの起動状態確認) # service snmpd start (←snmpd サービスの起動)(起動されていなかった場合のみ)
以下のコマンドを投入し、表示されることを確認します。
snmpwalk -v1 -c private localhost .1.3.6.1
セキュリティ上、問題があるためキャプチャは公表できません。あしからず。
とりあえず、区切りが良いのでこのページとしては、おしまいです。
続きは、Linux関連/NET-SNMP関連/NET-SNMP(3)です。